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ギャラリーファインアート・トピックス

アーティストへのインタビュー~中澤愼一さん

 

 

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ペインティング゙(岩絵具・箔・木)

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レリーフ(木・箔)

 

 

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レリーフ(木・箔)

Q.幼年期、また小中学生時代はどんな少年でしたか?

 ━ 幼い頃から、雨の日には家でよく絵を描いていたようです。本人としては、一人っ子で遊び相手がいなかったから描いていただけだと思うのですが、母親は自分の息子は絵が好きなんだと思ったらしく、小学校5年生の時に近所の絵画教室に行かされることになりました。絵画教室と言っても、芸大の大学院生が六畳一間のアパートでやっているだけの、他の生徒にもほとんど会ったことがない教室でした。通い始めて三ヶ月後に先生の夜逃げで終わりを告げたその絵画教室ですが、そこで経験した石膏デッサンや静物画は、当時の私に強烈な印象を与えました。その後現在に至るまで、独学でのみ絵に関わっている私にとっては、あの先生が生涯唯一の絵の先生だったのかもしれません。先生、名前も思い出せずにすみません。

 

 

 

Q.アーティストになろうと決められた時期とそのきっかけについてお聞かせください。

 ━ 版画を始めるきっかけは、「ユリイカ」1975年7月号に掲載されていた大岡信さんの「加納光於論または『うち震える極限を無限に分割せよ』」という文章です。それから一年銅版画を試みた結果、これは生半可な覚悟ではなんともならない世界だなと感じ、版画家になる決意をしました。20歳でした。

 

 

 

 

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ペインティング(岩絵具・錫箔・木)

 

 

 

Q.影響を受けた作家はいらっしゃいますか?

 ━ 俵屋宗達です。一般的な理解とは違うのかもしれませんが、私は宗達の強い演繹性に影響を受けました。

 

 

 

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ペインティング(岩絵具・水金箔・木)

 

 

 

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ペインティング(岩絵具・箔・木)

Q.創作のアイデアがひらめくのはどんな時ですか?

 ━ 原理原則に基づいて制作をするタイプなので、電車に乗っていてひらめいたアイデアの多くは使うことがありません。残念です。

 

 

 

Q.先生にとってアートとは何でしょうか?

 ━ 狭い意味でのアートは、メディアとしての自己の在り方そのものに対する懐疑(あるいは否定)を含む概念のように思います。その意味では、将来的に「絵画はアートではない」と宣告される時が来るかもしれません。私は、もしその時が来たとしても、アートではなく絵画に関わり続けたいと思っています。

 

 

 

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銅版画、金箔

 

 

Q.作品制作の現場(アトリエ)についてお聞かせください。

 ━ 1980年頃、国立西洋美術館の前で「クイズ100人に聞きました」のアンケートを受けました。テーマは画家についてでした。ほとんどの質問は忘れてしまいましたが、一つだけはっきり覚えているのは「画家が一番大切にしているものは何だと思いますか?」という質問です。私はそれに「アトリエ」と答えました。その時自分が一番欲しかったものです。あれから30年余り、より良い環境を求めてアトリエを転々としてきた私の最新のアトリエへの思いは、悪い環境でも良い作品は出来るという皮肉なものです。

 

 

 

 Q.職業としてのアーティストの立場から一般の方々にお伝えしたいことがありましたらお聞かせください。

 ━ 作品の真価は、作家没後100年時に判明すると思って制作しています。

 

 

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